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11/09/2005

ベルリンの夜・11月3日

ベルリン到着DVC10066

バスは高速を走り、途中SEに何度か寄った。トイレは最初から改札があってお金を入れないと 入れない所と、朝6時からメイドがいる所があった。以前はメイドがいるトイレは緊張したが、今はチップを置くか置かないかも即座に判断できるようになった。

DVC10067  9時半ごろ皆起き始めたので外を見たらもうベルリンだ。雨。やっぱりなんだか灰色のイメージの街。ジーゲスゾイル!金色の女神が見えてちょっと感動。10時ごろホテルにチェックイン。まず皆と朝食を取ってから部屋に入った。カラフルな色使いのモダンなホテル「SORATO」。高級という感じではなく、デザインホテルともちょっと違う、いかにもベルリンという感じがする。川沿いに建っていて周囲の風景がとても素敵。こDVC10082 のホテルも「地球の歩き方」には載っていなかった。タクシーの運転手さんの話ではベルリンで一番景観がいいホテルだそう。今日は彼自身のコンサートではなく、大御所マーク・マーフィのクラブでのライブがある。彼とベースのクリスチャンがバンドのメンバーとして参加するそうで、「来るよね?」といわれたので「行っていいの?」とお願いした。サウンド・チェックのため出発が1545分、それまで休憩。ホテルの部屋から前回のツアーで知り合ったアメリカ人でドイツ在住のシンガー、キムに電話する。彼女はすばらしい声の持ち主。ボーカルレッスンも行っている人だが、現在自分自身が新しい仕事にチャレンジ中。私達は同年代なのでGirl’s Talkにも花が咲く。彼女はアメリカに帰郷した時、弟さんの紹介でいい人に会ったとか。来年の1月に短い休みをとって彼がこっちへ来るのよ〜とノロケを聞かされた。いいなあ。彼女は今ソロjazzアルバムも準備中。パワフルな彼女の話を聞くと私も背筋が伸びる感じ。

クラブでのLIVE

 約束の時間にロビーに行くと、只者でない佇まいの方が。マーク・マーフィだ、たぶん。実は私顔を知らなかっDVC10110 た、声しか。緊張してHi,としか言えなかった。無礼者。高級そうなハイヤーでスタッフと共に移動。本当に申し訳ない、全く関係の無い私が。クラブはユダヤ人犠牲者記念の向にあった。私からすればなんかすごい場所にあるという感覚だけど、ベルリンでは関係無しみたい。クラブ内部はシンプルでシック。統一された色。往年のスターの 笑顔や渋い表情が壁に飾ってある。日本にもありそうな感じ。ただトイレがすごくゴージャスだった。客が多く出入りするレストランではトイレが綺麗だと、いい店に来た・・というDVC10086 気がする。オーナーはつぼを押さえているようだ。吹き抜けになっている2階から1階を見下ろしていたらと後ろから袖を捕まれ、彼が登場。濃紺に白のストライプのスーツ、長身の彼は本当にかっこいい。「お仕事用さっ!」と笑った。

リハだけでも素晴らしかった。温かくて、パワフルですごいシンガー。見た目はアル・パチーノそっくり。74歳とのことだが声は30代〜40代と言ってもいい艶。その迫力に圧倒されてしまった。リハが終わり、クラブ開店の準備が慌しく進む中、出演者とレコード会社の人がディナーを食べ始めた。そこに私は入っていく心臓はない。どうしよう・・と思い外に出ようとしたところ、入り口で彼のマネージャー、イベントのアレンジャー、そして私のホテルの世話までしてくれる彼の弟に会う。店はあと15分で開店、でもライブまで3時間ある。外に行こうかと・・とおずおずと聞いたら「ディナーは?君の分もオーダーしてあるから食べて」と言われてしまった。そんなぁ・・・。あの雰囲気にどうやって入ればいいの。何でも付いてきてはいけないし、もし付いてくるならばガンガン行くPOWERが必要なのだと痛感した。この人たちは来る者はwell come! でも特にケアしないから自分で決めて、という雰囲気がある。今回はそれが本当に強くて私は結構きつかった。それは全員がツアー最初でピリピリしていて余裕がないからだったと思う。半分泣きそうな気持ちになりつつ、PAスタッフ2人が食事をしているテーブルの片隅に一緒に座って黙々と食べ始める。食事はすごい肉が出ておいしかったけど残念ながら楽しめなかった。デザートが付くみたいだけど来ない。無いのかな・・と思ってテーブルから外れた。出演者は一旦ホテルへ戻るという。スタッフの一人が気を使ってくれてもし君も戻るならに聞いてみるといいよ、と言ってくれた。そこへ、ツアーバンドメンバーが二人登場。Thank God! 話せる人が現れて私は急に元気になった。私はデザートも来たので彼らとディナーを共に出来た。

スノッブなクラブ?

店がopenし、DJが音楽をかけ始めた。ライティングもいろいろ変わり、最初のクラブのイメージとは違うものになっDVC10088 た。私はclubingをしないので、良し悪しを判断する基準を持っていないが、世界中いろんな所へ行っているパーカッションストによれば海外どこへ行ってもローカルの人が集まるクラブはHOTだそうだ。六本木も凄かったよ!って、すみません、私知らないのさ・・。しかもこのカレが言うにはこのクラブは気取っていてつまらないらしい。このクラブは出来たばかりで、オーナーがビジネスで成功したヤッピー。あまりJAZZLIVEに力を入れてこなかったが今後重視していきたいと思っているらしい。彼の弟はこういう店は客が静かに聞くかどうかが心配だ・・と言っていた。結果はすばらしステージだった。1階はテーブルと椅子、2階はスタンディングだが人が文字通り溢れていて、すごい状態。しかし皆マーク・マーフィの力強く、詩的な声に聴き入る。彼のトランペットがその空気に甘くちょっぴりせつない雰囲気を加える。一列目で最初冷ややかに見ていたゲイのカップルが、だんだん表情が変わり最後には頬を上気させて拍手していたのがすごく印象的だった。そDVC10090 の後、知り合いや関係者でバックステージはごった返し、シャンパンが開けられた。私はやはりその空気に乗れずに帰ろうかな・・と思っていたところ、同じような雰囲気の人と目があった。その人は彼の楽曲の作詞を担当している人。すばらしいお仕事ですね、と言うと、「皆そういうけど結構退屈だよ!」カナダ人でベルリン在住20年。じゃあベルリナーですね、と言ったら「NO!それでもカナダ人!」と笑っていた。彼もやはりこのクラブは好きじゃないとか。何故かといえば英国大使館そば、その他大企業も近い場所柄、ヤッピーが集まる雰囲気の店は面白くない。二度と来ない、と言っていた。なるほどね〜。

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