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01/28/2006

ロード・オブ・ウォー/ Lord of War

800_600_02 日本人で良かったと思った。暴力団抗争はたまにあるかもしれないけど、銃撃戦が近所で日常茶飯時ということはない。銃の需要について考えることもない「環境が人を形成する」ということをあらためて感じた。この映画の脚本はイラク戦争勃発1週間前に提出され、その内容ゆえにアメリカからの資本はゼロだそうだが、その困難を乗り越えて撮影されるに値する作品になっている。

一応はフィクションだが、実在の5人の武器商人について取材し、実際のエピソードを盛り込んだストーリーだそうで、そういう意味では十分ノンフィクションだ。アフリカのど真ん中で、止めてある飛行機が一晩でほぼ消える・・って本当にあってもおかしくないだろうなぁと思う。旧ソビエトの軍人が武器を横流しして儲けているって話しも聞いたことがある。主人公のユーリは「武器ビジネスは需要が高く儲かる商売・・何より自分には才能がある」という理由で武器商人として階段を駆け上がっていく。まさしくhigh risk high return, そのスリルもたまらないというように。しかし、愛する家族を失い、弟を失い、気づいた時には自分の意思とは関係なく、武器商売からは抜けられない。地球上の武器供給システムの一部になっているという怖い話。脚本がすばらしいと思う理由に、尋常ではないビジネスをさばくユーリが、非常に冷静で至って普通の人物として描かれている点がある。ユーリはあくまでビジネスマン。顧客の事情には介入しない。そのキャラクター設定が、ストーリーを明快にしている。まるで世界の戦争がどのようにして行われているのかの仕組みを、垣間見たような感じ。今の世の中政治家ではない、ビジネスマンが世界を動かしているのだ。金儲けをしたい。その欲望からすべてが起こっている。そんな世界に平和が来るのか?優先すべきは何かをみんなで考えるべき・・と痛感する映画だった。

I think I am very lucky to be born in

Japan

. I don’t have any opportunity to think about supply and demand of Gun. This movie reminded me “ Situation makes personality”.

Because of the story, any American couldn’t finance the movie. However, the movie was great and very significant. The story is said fiction, but film maker have researched real five traders, then they created the story.  Yuly, who is an arm trader, is very cool and smart business man. He treats any arms in all over the world as business man. Even though he loose family, he can’t withdraw from the situation, the reason why he is also a part of the huge system. Because of the desire to make money, the world is controlled by business people. Not politics. What should be the first priority for people in this world? The movie makes us consider it.

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Comments

Sis.Cさん、こんちわ!
書き込みありがとうございました。
この映画を見たときいきなり弾の製造工場には驚かされました。あんなに製造しているとおもうだけでも怖かったです。
ほんま日本人でよかったとおもいます。

また遊びにきますのでその際は宜しくお願い致します

Posted by: ランバルンバ | 01/30/2006 at 09:47 AM

ランバルンバさん、ありがとうございます!
そう、製造工場のシーンいきなりおどろきでしたよね。 つたないblogですが、是非またいらしてくださいね。

Posted by: Sis.C | 01/30/2006 at 12:32 PM

コメントありがとうございました。
なかなか考えさせられる映画でした。
日本に生まれてホントよかったと改めて思いますね(^^;

Posted by: かんすけ@シアフレ.blog | 01/30/2006 at 09:35 PM

かんすけさん、ありがとうございます。
やっぱり皆こわいなーって思いますよね。

Posted by: Sis.c | 01/30/2006 at 10:29 PM

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主人公の“ユーリー・オルロフ”のキャラクターは、実在する5人の武器ディーラーから抽出したキャラクターを融合して構築されているということで、架空の人物ながらリアリズムに満ちています。 また、作品の中で描かれているほとんどの出来事自体には実例があるというのも特... [Read More]

Tracked on 01/30/2006 at 09:31 PM

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