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02/05/2006

スタンドアップ!を見た/ North country

今でこそ、「セクハラ」という言葉は一般的であり、main もちろん無くなってはいないが、誰もが多少なりとも気をつけるようになっている性差別。この映画の裁判を経過して現在に至っているのだと初めて知った。主人公は不運にもまるで踏みつけられるような人生を送って来ている。女だからという理由と運が悪かったから。ただ、彼女は不運の中にあっても自分で人生を選択して歩んできた。だからこそ、その道は一層険しくなっていたのだと思う。未婚の母という選択、子供の父親も秘密。離婚も自ら選択し、子供を育てるために鉱山で働くというのも自らの選択。だからこそ、見ているこちらは心から彼女を応援せずにはいられない感じになるのだろう。世の中は正義が勝つとは限らないし、真実が人を傷つけることもある。勇気を持って行動することはとても難しい。何が正しい選択なのか、人によって価値観は違うもの。その時、どの選択をするべきなのか?主人公は自分の信念を貫き通すため戦ってきた。子供への愛、友情、そして親子関係。全てが彼女の強い心に動かされていく。シャーリーズ・セロンが戦う母親を見事に演じている。脇を固める人達も一流が多く驚いた。フランシス・マクドーマンド、女性の弱さを感じさせずにでもマッチョじゃない女性の強さを演じられる貴重な女優。シシー・スペイセク、数々の耐える女を演じてきた彼女はこの作品でもやはり、耐える主婦、そして最後は主張する妻。ウッディ・ハレルソンはめずらしく毒のない、いい人役。そしてショーン・ビーンは静かで愛情の深いやさしい人というこれまでにない役を演じている。怒りで頭が熱くなり、切なくて何度も涙を拭いてちょっと忙しかったけれど、自分も真っ直ぐ前を向いて歩いていかなくちゃっと、見終わった後、背筋が伸びた素晴らしい作品だった。

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Comments

はじめまして。コメント&TBありがとうございました。
ジョージーの弱い部分と強い部分、シャーリーズ・セロンが見事に演じきっていましたね。”I stand with josey!” 彼女の信念が仲間を一人一人増やしていく姿・・・とても感動しました。
なんとなく邦題「スタンドアップ」より、原題の"North Country"の方が好きなのですが、Sis.Cさんはいかがですか?

Posted by: あしあと | 02/06/2006 at 11:46 PM

あしあとさん、
ありがとうございます。こんなすごい女性が実際にいたんですねー。NorthCountryとはいかにも片田舎でのcloseされた地域での話しという感じなのでしょうか。偏見が強いというイメージが題名に現れている感じがしますね。

Posted by: Sis.C | 02/07/2006 at 01:38 AM

Sis.Cさん、こんにちは♪
TB&コメント、ありがとうございます。

>世の中は正義が勝つとは限らないし、真実が人を傷つけることもある…
↑仰るとおりですよね。そんな中で立ち上がった彼女の強さ、勇気に感動しました。(閉鎖的な田舎町ではなおさら大変だったでしょう)
そして、子供への深い愛や、両親との絆・・・本当によい作品で、たくさんの人に観てもらいたいと思いました。

Posted by: happy-clover | 02/07/2006 at 09:28 AM

happy-cloverさん、TB&コメントありがとうございます。 この作品期待以上の作品でした。本当に多くの人に見てもらいたい一本ですね。

Posted by: Sis.C | 02/07/2006 at 12:42 PM

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\I stand with josey!\ http://wwws.warnerbros.co.jp/standup/ 監督:ニキ・カーロ 出演:シャーリーズ・セロン、フランシス・マクドーマンド、ショーン・ビーン、ウディ・ハレルソン、他 劇場:川崎チネチッタ 1989年、ミネソタ北部で起こった実話に基づいた物語。夫からの家庭内暴力に疲れ果て、二人の子供をつれて故郷のミネソタの町に帰ってきたシングルマザーのジョージー(シャーリーズ・セロン)。だが、彼女の過去にまつ... [Read More]

Tracked on 02/06/2006 at 11:11 PM

» 『 スタンドアップ 』 [My Style]
ただ黙って、このまま耐え続ける? 味方なんていない。 それでも、彼女は立ち上がった。 執拗な嫌がらせから逃げることをやめ、 人としての誇り、家族の絆のために立ち上がる勇気。 それは、集団の中での孤立。 それでも、諦めなかった彼女。 本当の勇気と家族の絆に感動の『スタンドアップ』鑑賞。 全米初のセクハラ訴訟に勝った女性の実話ベースのこの話は・・・ 暴力夫と別れ、やり直そうと2人の子供を連れて故郷に戻る ... [Read More]

Tracked on 02/07/2006 at 09:27 AM

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