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08/25/2006

4日目・ドイツ最後のコンサート

バンドメンバーは、夜通しバスでドイツの北の港町、Rostock へ移動。私とゲストピアノのDonは手配してもらったホテルに宿泊し、翌日ICEとECを乗り継いで、Rosctockへ。5時間半電車に揺られた旅だった。Donは1等の指定席を持っていたが、当然私は持っていないので、当日切符を購入し別々のシートで移動、ハンブルグで乗り換える際、ホームで会って、ECに乗り換えた後、食堂車(バーに近い)で落ち合って、1時間半いろいろお話をしながら過ごした。彼は数々の経験と現在も一線で活躍するフュージョン界のスターだが、本当に気取った所が無く、何の関係もないはずの私とも気さくに打ち解けてくださり、むしろ音楽業界の人間でないなら話はしやすい、とおっしゃってくださった。自分の事務所の名前の由来や、モンタナの自然の話、家族の事、クリスチャンについて・・・、話は尽きることが無くあっという間にRostockへ到着した。ホテルのロビーではミュージシャンとマネージャーが丁度打ち合わせをしていて、「15分後に出発するから!」と言われてしまい、あわててチェックインをした部屋へ上がり、着替えて降りてくDvc10042 る。 実はここでトラブルが。電車の中で女性に一ヶ月に一度やってくるものが来てしまった私は、準備をしていなかったので、非常にあせり、ホテルならあるかもしれないと、フロントの女性に聞いてみた。仕事用の英語は分かるのだが恐らく完璧ではないのだろう、その女性はもう一人の女性スタッフを連れてきて「私自信が無いからお願い」という感じだった。再度説明すると、彼女は頷きながら奥の部屋へ入り、小さなダンボール箱を持ってきた。中には、サニタリー関係の品々が。中を探すと、タで始まるものはあったのだが、方法が違う私が欲しい方がない。これじゃあないタイプのは無い?と聞いたら1パックまるごと持って登場した。ロビーで私と女性2人でなにやらヒソヒソやっているところで、後ろからマネージャーから「出発するよ!なにしてるの?」と声がかかり、あわてて「今行きます~~!」と叫ぶと女性スタッフも大笑いしていた。とりあえず必要数は確保。お願いしてみるものだ。(女性にしか分からない苦労話でした!)

 イベント開催者のハイヤーに便乗し会場へ。ドライバーは綺麗な女性。Rostockはヌーディストビーチがあるって聞いたんだけど・・と話してみると、Donが気持ちいいかもしれないが、ティーンエイジャーには危険だ!とアメリカ人らしい話になる。というか、個人的にはヌードになって過ごそうとは絶対思わないから・・といったら、ドライバーの女性から、「やってみるべきよ~。慣れると気持ちいいわよ。」Donもフリーって感じがする、と言っていた。んー、多分やらないな、私は。

 Dvc10043_1 会場に到着・・・見た目ぼろぼろの倉庫のような建物、外側にテントが張られ、そこがバックステージだとの事。ギターのJohanによると倉庫の建物の中には何もなくてステージしかないんだとか。トイレも仮設が外にあり、着飾った女性達が列を作っている。それでもさすがドイツ!なのは、ちゃんと外にバーがあって、ちょっとの隙にもワインやビールを楽しむ人々がいる。この日はリハは早くに終わっていて、コンサートのスタートも早い。私も早速中へ入る。Dvc10044 自分の席は何処だろう・・・とうろうろしていたら、声をかけてくれた会場の係の女性・・先ほどのドライバーだった。「何処にでも現れるわよー」二人で大笑いした。私の席は9列目の中心より若干右よりで悪くはないが、3列先に鋼鉄の柱があり、前の男性がずっと首と体を傾げているのが気になる。ま、仕方ないか。

 コンサートはバンドだけではなかった。ハリウッド映画でもすでにお馴染みになっているドイツ人アクター、アルミーン・ミュラー=シュタール(ナイト・オンザ・プラネットのタクシードライバー、わが心のボルチモアの移民一家のおじいちゃんが印象的)が、小説を読み、そのストーリーの合間にバンドが演奏するという演出になっていた。朗読はとてもすばらしかった、老人のはずだが声に張りがあり力強い。しかし、恥ずかしながら、ドイツ語なので何の話なのか全くわからなかったけど!会場にいて、理解していないのは、私だけじゃないか?と思った・・はは。この日のバンドはなかなか大変だったようだ。彼が朗読の様子を見ながら次に演奏する曲を決めているのは明らかだった。恐らく、リハとは全く違うステージになったのだろう。後で聞いたが、サウンドチェックはしたが、朗読とのリハは無かったため、本番に初めて内容も知ったそうだ。Dvc10046 ショーは素晴らしいものになった。さすが!そしてこれこそJAZZ、というステージを楽しめたと思う。観客は大満足、大喝采だった。終了後、バックステージで軽く乾杯。皆満足そう。良かった良かった。ホテルに帰ってのディナーでは、彼が「普段はこんなことしないのだけど、今日は皆本当にありがとう。素晴らしいステージになったと思う」とスピーチ。その夜、ご機嫌のバンドメンバー一行は深夜バスでベルリンに戻り、私は一人ファンシーなホテルに宿泊し、翌日電車でベルリンへ向かった。

 

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