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01/26/2007

An inconvenient truth-「不都合な真実」を見た!

ドキュメンタリー好きの私は、テレビやDVDでドキュメンタリーを見ることはよくある。でも最近は映画館でも徐々にドキュメンタリー映画を見る機会が増えてきている。映画館でまでドキュメンタリーを見るこたぁない・・と最初は思っていたのだけれど、気になる作品が最近は増え、またおもしろい、というか考えさせられることも多く、つい見てしまう。Futugou_1 今日見た1本もその一つ、 「不都合な真実」 副題は A GLOBAL WORNING。 シャレみたいだけど・・・地球温暖化~Global Warmingへの警鐘、どころじゃない、警告、サイレンのような作品。 

私はアル・ゴアさんのことをあまりよく知らなかった。 大統領選挙でブッシュにフロリダ開票の悲劇で敗れた、元副大統領。結構良識があったらしく、ハリウッドでも応援している人が多かったみたい・・・というくらいしか知らなかった。この映画の予告を見た時、「あ、久しぶり、現在は講演活動で食ってらっしゃるのね・・」ぐらいにしか思わなかったのだが、映し出される映像や、温暖化対策に極端に消極的なわがままな国において、どんな風に講演をしているんだろう・・と興味があって、見たのでした。

正直なところ、新鮮な驚きはなかったが・・・ 

ゴアさんは、50年代の終わり大学生の時、地球上のCo2の観測・研究をされている教授に出会い、地球温暖化について興味を持ち、依頼ずっと学んでこられていたという。自分の子供達のために、自然が残っているちゃんとした地球を残してあげたいという願いもこめて。まさに地球温暖化の事実を人類に訴え、皆で協力して食い止めよう、と呼びかけることを現在はライフワークにされているという。その説明は非常に分かりやすく、説得力がある。時折、アニメーションも使用し、ユーモアもはさみながら説明するあたりは、さすがアメリカの政治家である。実際、地球温暖化の影響で起こっている現象の説明には、すでに日本では語られていることが多く、新鮮な驚きは無かったが、実際に無くなってしまったキリマンジャロの雪山や、消えようとしているグリーンランドの映像などを見ると、温暖化の恐ろしさを再認識する。

希望はあるのか・・・?

なにしろ、先進国を中心に、みんなで地球の環境のために守ろうと締結された京都議定書の決定を「うちはムリ」と同意をとりやめた、世界一のCo2排出国、アメリカ。彼らの思考は自分達の利益=大企業の利益が何より優先という傾向がはっきり。社会的責任なんて二の次。不思議だが、健康オタクも多く、現在では神経質すぎるくらい喫煙の規制が厳しい国なのだから、本当に環境のことを考えるようになれば出来るはずなのに。そう、環境のことを考えると規制をうけ、ビジネスに打撃を受ける業界の力が大きいから、政治家は何もできないでいるわけです。

ゴアさんは、政治家としてずっと環境問題を訴え続けてきた。上院議員だったころの委員会での映像は、日本人からすると冷笑してしまうようなものがあった。父親の方のブッシュ大統領が、「国民の経済利益よりも自然環境を優先しろ、などと言う男を信頼できるか!」と力説し、拍手喝采が起こっているシーンがあった。「それ、当然でしょ?地球環境より自国の金儲けを優先するのが正しいと言ってしまう大統領でいいのか!?」と、突っ込みをいれたくなってしまった。 

最後、とにかく危機感を訴えた上で、まだ大丈夫、みんなで力を合わせ意識を変えれば、温暖化の進行を抑えることは可能だ、という前向きな雰囲気のラスト。いかにもアメリカ的な感じだが、まだ希望はあるんですよ、と言ってもらえて少しありがたい。でも、桁違いに環境に影響力があるアメリカが変わってもらわなくては本当困る、ということも再認識してしまった。これ、テレビではなくて映画なのは、より多くの人、多くの国でも見て欲しいという目的からなのだろうか。これからもなにかと難しいアメリカ国内で、温暖化対策を訴え続けて頑張って欲しい。3番目に国民一人当たりのCo2放出量が多い日本国民としても、守ろう10の事柄(以下から見れます!)を、なるべく守るよう努力してみようと、思うのでした。本当は貧しくつつましい生活なので、結果結構守れてるんけどね。(~_~;)

「10things.pdf」をダウンロード

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*ちなみに、もしアル・ゴアが大統領だったら・・と思う人は少なくないでしょうね・・・。人類の歴史って、そんなもんですよね、残念なことに。

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